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次の世代の人たちの間で「あの頃、まるいわのお菓子を食べていたよね」そんな会話が生まれることを願っています。

更新日:2023年11月4日


玄窯

代表 齊藤博之さん




独学で陶芸を学び、植木町に開窯。「愛情のたねをまく」をコンセプトに、「誰が作ったかではなく、誰が使っていたかを大切にしています」と話す通り、「玄窯」の器は、飾るではなく使いたくなる器が多いのが特徴です。「ルールがないのがルール」。独自の感性で生まれる器は、銀やプラチナなどの金属を組み合わせたものなど、唯一無二のものばかり。2022年に開催された熊本花博では、ニコライバーグマン企画展に花器を提供するなど、その実力は熊本だけでは留まりません。



「まるいわ」の抹茶は、齊藤さんの器で提供させていただきます。荒錆化粧を施した器は、独特の肌触りと美しさだけでなく、飲みやすさを併せ持った素晴らしいものです。




―齊藤さん

「仕事=ルーティンにならないように、決まりごとが決まってきたら配置を変えたりして崩します。それは、技術や誠心誠意取り組む想いなどを100年後に残していきたいと考えているからこそ。基本的にご注文はお受けしていない中、岩崎さんご夫妻にお話をいただきました。上通や熊本への想いにふれ、共感し、既存のボウルをご希望のサイズでご用意させていただきました。私自身も古着を求めて通っていた上通は思い入れのある場所です。あのノスタルジックな雰囲気は上通の魅力です」




―齊藤さん

「若者が上通で遊ぶ様子を見て、『昔、古着を買いに行っていたよね』と話して盛り上がるように、『まるいわのお菓子、よく食べていたね』と次の世代が懐かしがる…。そんなお店になって欲しいです」


カバン店として100年続いてきた家業も、和菓子の世界では1年目です。齊藤さんのお言葉のように、100年後も愛される「まるいわ」のどら焼きになるよう、日々進化していけるよう精進いたします。

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