瑞鷹株式会社
5世代目 吉村謙太郎さん
慶応3年(1867年)創業の老舗酒蔵である「瑞鷹」。川尻でその歴史が始まり、創業時から残る建物は景観重要建造物に指定されています。「瑞鷹」の熊本にもたらした功績は大きく、熊本の伝統酒「赤酒」を現世に受け継ぎ、清酒製造にいち早く着手し「熊本県酒造研究所」の設立の際には中心的な蔵として、熊本の清酒造りの発展を牽引してきました。熊本県酒造研究所で生まれた「熊本酵母」は、今なお「きょうかい9号酵母」としても全国で活用されています。
地元で造られた酒米、熊本の誇る阿蘇水系の地下水を使用し、こだわりの吟醸造りを行う「瑞鷹」は、全国新酒鑑評会をはじめとした国内外のコンクールで受賞するなど、その品質の高さも評価されています。
「まるいわ」のあんさんどらには、長年の酒造りの技術が生きた「瑞鷹」のあま酒と東肥赤酒が欠かせません。
―吉村謙太郎さん
「あま酒造りは麹造りです。製麴(せいきく)は酒造りの中でも一際神経を使う作業です。
つまり、醸造技術を使って生まれたあま酒は天然のブドウ糖なので、あま酒の甘味がひと味違うんです。」
―吉村多恵さん(謙太郎さんのお姉様)
「あま酒を採用することで、極糖ではなく天然の優しい甘みになり、
東肥赤酒を使用することで味が丸くなると思います」
「瑞鷹」のあま酒や東肥赤酒は、カフェのドリンクメニューとして登場予定です。
あんさんどらのお供に、ぜひお試しください。
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